安曇野

　5時半にアラームで起きる。すぐ服を着て外へ。朝のまだ汚れていない空気に包まれる。ぞろぞろ人が出てきて6時から臼井さんがシャロムの仕組みを説明し、自然農法の解説をする。45分からヨガ。大した説明もなしにいきなり始まる。そりゃまあこのぐらい体に気を使えばなにかしら感じるものはあるんじゃないかな。日頃は全く意識しないわけだから。その後の瞑想のおっちゃんはなんとなく共感できたが、無理矢理！終わらせに来た人がいたために中途半端に。でも朝御飯がおいしくて救われた。野菜ばかり。夕食も気取らずこんな感じだったら良いのに。

　朝食後地図をゲットしてとにかく歩き始めた。どうせならとおすすめコース(ただしサイクリング用)を歩き始める。路肩がせまいのにトラックが多く大変。まあ入りたくなるような店もなく(もちろんそんなお店が滅多にないのは自分が一番分かってはいるが)ただただ歩き続ける。昼になっても風は冷たい。気温が上がらない。もう冬だ。3時間ぐらいで体が悲鳴を上げ始めた。地図上で最寄りのそば屋に入る。そこそこおいしかった。

　駅についてシャロムでパンフをもらったひつじ屋でチャリを借りる。大王わさび園へ。チャリをこぐとさらに風は冷たくなって体に突き刺さってくる。わさび園はどうしようもない観光地だった。それでも10ヘクタールにもなるわさび畑は圧巻だった。生わさびを数本買って帰る。ネットをさせてもらう。暗くなってから地震が襲った。都市での地震と違って揺れる前に気配を感じる。森がざわつくというか。ま、どうしようもないので食事へ。ペンライトを持って暗い道を歩き外のレストランへ。帰って読書。

　10時頃には劇的に眠くなり下の部屋に行ったが寝袋が散乱しており、女の子もいるのでどこで寝ていいものやら悩んで聞いてみたらレストランの奥で寝るようにと。。。

永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫)