信州より

朝6時に起き、7時に家を出て電車。通勤客(下りだが)に混じって中央線を西へ。高尾、甲府で乗り換えようやく松本に到着。おおよそ長野駅と変わらない雰囲気。荷物をロッカーに入れお金を下ろし松本電鉄へ。驚いたことに電車にもかかわらず整理券が。運転手が駅に電車が止まるたびに券を受け取ったりする。よい路線だ。目的の駅で降り自然農法センターの試験場へ。5分ほどで到着。係の人に丁寧に説明を受けたり畑や寮を見せていただく。現在研修生として学ばれている人達に話しを聞く事が出来たのが良かった。予定より早く終わったので松本駅に戻ってから本屋へ。永遠の仔が文庫化されていたのでひとまず1を買い、あとは春樹にはめずらしい文学解説書(といっても中身は100%春樹)。また初めての路線で次の目的地へ。お迎えに来てもらったがえらく無口。べつに大歓迎はしてもらわなくてもいいけどさぁ。ついてもはっきりいって不親切。ドミトリー客だって一応客ではないのでしょうか?まもなく宿泊費より高い夕食。なんと先ほどの自然農法センターで研修生としてお話を聞いた人が現れる。一瞬意味がわからなかったが向こうのほうがむしろ覚えてくれていて話しが盛りあがった。お食事は・・・工夫しているとは思うけれどこんなに気取らなくても・・・。ただ俺が慣れてないだけですけど。食後は団欒。安曇野で長野一のリンゴ園を経営されている方からいろいろとお話しを聞く事ができた。長野県が里親制度を始める前から研修生を受け入れているらしく、制度化する時にモデルとなったとか。その後は永遠の仔文庫版1を読み終えてしまったが、単行本が置いてあった為続きを読んで11時には猛烈に眠くなってだだっぴろい部屋に一人寝袋で寝た。

永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)

永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)